Daniel Kessler
Guitar / Back Vocal
Daniel Alexander Kessler。1974年9月25日生まれ。UK・London 出身。
London で生まれ、フランス(の田舎とは本人談)で5歳から11歳まで過ごした Daniel は、13歳の頃
Washington DC へ引っ越したそうです。New York University では仏文学・音楽・映像学を専攻。Paul
と Daniel は仏語が話せる様ですね。お兄さん(現在もイギリスとフランスにそれぞれ住んでいらっしゃるそうです)がいたからか幼い頃からかなり音楽に親しんで育った様で、本人は
Domino Records・Big Cat・Beggars Banquet・Jet Set Records で働いていたという経歴をお持ち。音楽大好き一家だったそうです。Interpol
は全員で曲を作っていますが、彼は影のリーダー的存在でバンドをまとめているのは Daniel さんとのこと。2001年位までは、インタヴューは殆ど彼が受けていた様ですね。マネージメントがつく前は、ブッキングも彼が担当しておりました。
Clash・Fugazi・Mum・Royksopp・Can・Neu・Mad Professor・Aphex Twin・The
Jam・Clinic‥‥なんかがお好きな様で。また、「恐るべき子供たち」の Jean-Pierre Melville
監督のファンだそうです。因みに「PDA」はDaniel さん曰く「色々な意味があるだろうけど、この場合は『public
display of affection』じゃないのかな?」との事。詳しい事は Paul に聞いてよって感じ。意味は‥‥2003年EUツアーでドイツにいた際、深夜外を歩いていた
Paul は PDA に遭遇、あの時はムード壊しちゃって悪かったなぁ〜なんてQ Magazine で話していました。
彼が奏でるギターの音、例えば Untitled・NYC のイントロの幽玄とした音色、The New の最後の不協和音的フレーズ‥‥たまらんです。挙げ出したらキリがありません‥‥なんて書いておいて、実は
Paul のフレーズだったら笑えますが。
Interpol は TOTBL のジャケのまんまの音といいますか、あの闇の中に浮かび上がる音といいますか、それをヴィジュアル的なイメージとして作ってるのは
Carlos さんと Eric が多大なる貢献をしていると思うのですが、サウンド的には、まず彼のギターでしょう。コーラスは
Daniel さんと Eric がとっています(2004年8月〜2005年10月迄は、新キーボディストのBlascoさんですが)。Song
Seven や PDA なんかは、なかなかの歌いっぷり。
Q Magazine「スターのお気に入りの場所」みたいな企画コーナーにて、こっそり渋谷を挙げている Daniel
さん。Forum では「Daniel は礼儀正しいし日本に合ってそう」「他の誰よりも大きいだろうね(ひどい!)」なんて言われてました。